リゾートバイト体験談（蔵王）

リゾートバイトに行こうと思ったきっかけは何ですか？

12月にスキー場でリゾートバイトをしていましたが、雪不足でスノーボードが全くできず、少し心残りがありました。せっかくなら「思いっきり滑れる環境で働きたい！」と思い、雪がしっかりある場所を探し始めました。仕事も楽しみながら、自分の趣味も満喫できる、そんな理想のリゾートバイトを目指して再チャレンジしました。

ファインコミュニケーションズに登録した理由は何ですか？

最初は別の派遣会社に登録していましたが、暖冬の影響でスキー関連の案件がなく困っていました。そんな時にファインさんに問い合わせたところ、すぐに蔵王温泉スキー場を紹介してくれたんです。対応がとても丁寧で、希望条件をしっかり聞いてくれたのが印象的でした。スピード感のあるサポートで、出発まで安心して準備できました。

出発にあたって不安はありましたか？

一番の心配は「今年は雪が積もるのか」という点でした。実際、他のゲレンデでは雪が少なく営業を縮小している場所もあり、不安を感じていました。けれども蔵王温泉スキー場は標高が高く、思っていたよりも良いコンディションで滑ることができました。初日は天気にも恵まれ、白銀の世界を見た瞬間に不安は吹き飛びました。

リゾートバイトに行くと話したとき、家族や友達の反応はどうでしたか？

家族も友達も「またスノーボードか！」と笑いながら送り出してくれました。リゾートバイト自体が初めてではなかったので、心配というより“いつもの冒険”という感じで、見送ってくれたのが嬉しかったです。母は「転ばないようにね」と言いながらお守りをくれて、少し照れましたが心が温まりました。

仕事の面で苦労したことはありますか？

今回は暖冬の影響でお客様の数が予想より少なく、忙しさよりも「時間をどう有効に使うか」のほうが大変でした。手が空く時間が多かったので、先輩スタッフにお願いして裏方の手伝いや清掃を覚えました。静かな時期だからこそ丁寧な接客を心がけることができ、学びの多い時間になりました。

嬉しかったこと・楽しかったことはありましたか？

何より嬉しかったのは、中抜けの時間に思いっきりスノーボードができたことです。午前の勤務を終えてそのままゲレンデに出る瞬間は最高でした。雪の上を滑りながら「これぞリゾートバイトの醍醐味だな」と感じました。夜は仲間と温泉に入って疲れを癒し、毎日が小さなご褒美の連続でした。

休みの日は主に何をしていましたか？

休みの日は、天気が良ければもちろんゲレンデへ。雪が少なく滑れない日は、旅館のスタッフ仲間と釣りに出かけました。地元の人に釣りスポットを教えてもらい、初めて雪景色の中で釣りを体験。普段の生活では味わえない不思議な時間でした。夜はみんなで魚を調理して食べたりと、楽しいオフを満喫しました。

寮での生活は、どんな感じでしたか？

個室の寮でとても快適でした。部屋も暖かく清潔で、仕事から帰ってゆっくり過ごすには十分な環境です。Wi-Fiも完備されていたので、夜は動画を見たり音楽を聴いたり。コンビニが徒歩圏内にあり、生活にも困りませんでした。温泉が併設されていたので、休みの日は温泉に浸かって体を癒していました。

リゾートバイトで友達はできましたか？

はい、できました！特に印象に残っているのは、同じ職場で働いていたマレーシア出身のスタッフです。お互いに日本語と英語を教え合ったり、一緒にスノーボードをしたりして仲良くなりました。文化の違いを知ることもでき、刺激的でした。今でもSNSで連絡を取り合っており、大切な友人の一人です。

行って良かったことはありますか？

本当に行って良かったです。雪不足や不安もありましたが、現地で出会った人たちや、自然に囲まれた環境で過ごす時間がとても貴重でした。スノーボードの技術も上達しましたし、仕事面でも新しい発見が多かったです。寒さの中で働く大変さも含めて、全部がいい経験になりました。

これから行こうとしている人に、何かアドバイスはありますか？

迷っているなら、まず行動してみることをおすすめします。完璧な条件を探すよりも、行ってみて経験するほうが何倍も得られるものがあります。準備よりも一歩踏み出す勇気が大事です。どんな季節でも、現地でしか味わえない景色や人との出会いがあなたを待っています。