リゾートファイン

株式会社ファインコミュニケーションズ

0120-966-449

10:00~19:00

リゾートバイト体験談(長崎)

アキタ コウジ(仮名) 
男性20代/長崎/リゾートホテル 6か月
リゾートバイト体験談(長崎)

2年間のリゾートバイト経験

2年間のリゾートバイト経験

~「ちょっと離れて暮らしてみたい」から始まった僕の新しい人生~

皆さん、はじめまして!
今回は、僕が2年間続けてきたリゾートバイトの体験談をお話しします。
「リゾートバイトって実際どうなの?」と気になっている方も多いと思います。
僕自身、最初は「本当に生活できるのかな?」「知らない土地でやっていけるのかな?」という不安だらけでした。
でも、気づけば2年も経っていました。
あっという間のようで、濃い2年間。笑いあり、苦労あり、そして人との出会いが何よりの財産でした。

■ リゾートバイトを選んだ理由

もともと僕は地方出身で、ずっと同じ街で過ごしてきました。
地元も好きでしたが、どこか「このままじゃ世界が広がらない」と感じていたんです。
そんな時にネットで見つけたのが「リゾートバイト」。

住み込みで働けて、全国どこへでも行ける。
まるで“旅をしながら働く”ようなスタイルに惹かれました。
工場などの住み込み求人も検討しましたが、せっかくなら観光地で人と関わる仕事がいいなと思い、リゾートバイトに決めました。

■ 生活準備と初日の印象

最初の勤務地は、海沿いにあるリゾートホテル。
出発の日、スーツケース一つとバックパックだけを持って新幹線に乗り込みました。
持ち物は、最低限の洋服・洗剤・少しの現金・スマホ・充電器。
家具・家電・寝具はすべて寮に完備されていたので、本当に身軽なスタートでした。

しかも、寮費・光熱費が無料。
さらに2食付き(朝と夜)だったので、生活費はほとんどかかりません。
「貯金したい」「身軽に暮らしたい」という人には最高の環境です。

寮は職場から徒歩5分。
朝の出勤時には、潮風の香りがして気持ちが良かったのを覚えています。
初日は緊張していましたが、先輩が「分からないことあったら何でも聞いて!」と声をかけてくれて、一気に安心しました。

■ ホテルでの仕事と学び

僕の担当はレストランホール。
夕食のコース料理をお客様に提供する仕事でした。
最初の1週間は覚えることが山ほどあり、頭がパンクしそうでした。
特に大変だったのは、料理名と説明。
季節ごとにメニューが変わるので、毎回ゼロから覚え直しです。

でも、少しずつ慣れていくうちに、自分の中で“接客の楽しさ”が芽生えていきました。
お客様とのちょっとした会話や「ありがとう、美味しかったよ」という一言が本当に嬉しかった。
仕事のやりがいって、給料や待遇だけじゃなく、人とのやり取りの中にあるんだなと気づかされました。

勤務時間は基本8時間。
昼休みに中抜け休憩がある“変則シフト”には最初戸惑いましたが、慣れるとこの時間が貴重なリフレッシュタイムに。
近くのカフェに行ったり、海辺を散歩したり。
“働きながら観光する”感覚が楽しかったですね。

■ 人間関係と「居心地の良さ」

職場の雰囲気はとても温かく、年齢も近いスタッフが多かったです。
20代前半から30代半ばくらいまでの人が中心で、バイト仲間というより「チームメイト」という感覚でした。

仕事が終わると、寮の談話室でゲームをしたり、近くの居酒屋で乾杯したり。
“仕事仲間”が“友達”に変わっていく感覚が、リゾートバイトならではです。

ある時、忙しい繁忙期を乗り越えた後、同僚と「この現場、延長しようか」という話になり、
気づけばそのまま半年、さらに1年と延長していました。
「もう少しここにいたい」と思える環境に出会えたのは本当に幸運でした。

■ 休日の楽しみ方

リゾート地で働く一番の特権は、オフの時間が観光になることです。
海が近い場所だったので、夏は仕事終わりにそのまま水着に着替えて海に直行。
休日にはレンタカーを借りて、隣の県までドライブ。
ご当地グルメを食べ歩いたり、有名な温泉に行ったりしていました。

“旅行に行く”のではなく、“旅行地で暮らしている”という感覚。
普通の仕事ではなかなか味わえない贅沢な時間でした。

■ 2年間の中で成長したこと

リゾートバイトを2年続けて、一番の変化は「人との関わり方」が上手くなったこと。
初めの頃は人見知りで、お客様に話しかけるのも緊張していました。
でも、日々の接客を通じて自然と笑顔が出るようになり、自分でも驚くほど社交的になりました。

また、短期間で入れ替わる仲間と働く中で、“一期一会”の尊さも学びました。
一緒に頑張ってきた仲間が契約満了で旅立つ日には、何度も涙をこらえました。
別れは寂しいけれど、その分、出会いの数だけ世界が広がっていくんです。

仕事のスキルも確実に上がりました。
料理の配膳スピード、マナー、立ち居振る舞い――どれも社会人として大切な基礎を学べたと思います。
結果的に「リゾートバイト=社会勉強の場」だったと言えるかもしれません。

■ 大変だったことも、今では笑い話

もちろん、良いことばかりではありません。
大雪の日に停電になったり、台風で交通が止まって買い出しに行けなかったり。
中抜けの間に洗濯をしようとしたら乾かずに夜のシフトが始まってしまったことも(笑)。

でも、そうした“ちょっとしたトラブル”も含めて、今ではいい思い出です。
どんな困難も、「みんなで乗り越えた」という記憶があるからこそ、後から笑えるんですよね。

■ リゾートバイトの魅力を一言で言うなら

「仕事をしながら人生を楽しむことができる場所」。
それが、僕にとってのリゾートバイトです。

普通なら旅行で数日しか滞在できない場所に、数ヶ月~数年も暮らすことができる。
その土地の人の温かさや、四季の移り変わりを肌で感じながら働ける。
そんな経験は、他のどんなアルバイトでも味わえません。

2年間を通して、自分の価値観が大きく変わりました。
「働く=苦しい」ではなく、「働く=発見と出会い」だと感じられるようになったんです。

■ これから挑戦する人へ

リゾートバイトは、ただの短期バイトではありません。
人生をちょっと変えるきっかけになる“旅の延長線”です。

もし少しでも興味があるなら、まずは1ヶ月だけでも挑戦してみてください。
もしかしたら僕のように、気づけば2年経っているかもしれません。

全国のどこかで、きっとあなたにぴったりのリゾート地が待っています。
思い切って新しい環境に飛び込めば、景色も、出会いも、きっと人生も変わります。

体験談一覧に戻る