長野県/上水内郡のリゾートバイトNo.rf997-5の求人情報

斑尾高原の朝は、空気は驚くほど澄み、吐く息はすぐ白く溶けていき、深い森の向こうから静かに雪が降りてくる、そんな朝です。斑尾山の稜線には淡い光が差し込み、前夜の雪が枝にふわりと積もっている。冬なのに、寒さよりも先に「美しい」という感情が胸に広がる、そんな土地が、長野県上水内郡の斑尾高原とタングラムエリアです。
この場所で働くリゾートバイトは、冬の自然と観光客のワクワクがすべて集まる“中心”に立つような特別な体験になります。

今回の仕事内容は、リフト券の販売・売上集計、スキー／スノーボード用品の管理やメンテナンス、レンタル受付、接客対応など、いわば“ゲレンデのスタート地点をつくる仕事”です。チケット販売はお客様のその日の入口です。レンタルは、滑るための準備を整える出発点。そしてこの仕事は、その両方を担える珍しいポジションです。未経験からでも始められ、接客・裏方・メカ系・整理整頓など、いろいろな力が自然と身についていきます。「今日はどんなお客様が来るかな」とワクワクしながら、飽きずに続けられる仕事でもあります。

斑尾高原とタングラムは、外国人観光客がとても多いエリアです。英語や中国語が飛び交い、スキー場で働いているだけでまるで海外にいるような感覚になることもあります。もちろん英語ができなくても問題ありませんが、初めてスキーをする海外のお客様に丁寧に説明すると、「Thank you!」と笑顔で返ってきたり、家族連れの子どもが恥ずかしそうに頷いたり、そんな国境を越えたやりとりは、この地域ならではの心温まる瞬間です。

斑尾高原の魅力は、森と雪が作り出す“静かな迫力”にあります。
有名なツリーランコースは、世界のスキーヤーが憧れるほど美しく、木々の間を滑る感覚はまるで森に抱かれているようです。勤務後、夕方のゲレンデに残った柔らかい光の中を少し滑るだけで、「ここで働けてよかった」と思えるほどの爽快感があります。リフト券が無料で利用できるため、リゾートバイトの期間中にスキーやスノーボードが一気に上達する人も多いのが特徴です。

観光面でも魅力が詰まっています。斑尾周辺には複数の温泉があり、特に“斑尾高原ホテルの温泉”や、“信濃町方面の黒姫温泉”は、雪景色を眺めながらゆっくり浸かれる名湯として知られています。温泉街のような派手さはありませんが、深い森と静かな湯気に包まれる、上質な癒しの時間があります。
さらに、少し足をのばせば野尻湖があります。冬の湖畔は驚くほど静かで、波音が雪で吸収されるため、まるで時間が止まったような感覚に。白鳥が飛来する季節には、湖面に舞い降りる白鳥のシルエットが夕日に染まり、ずっと眺めていたくなる美しさです。

冬の間だけでなく、斑尾は“食”も魅力です。信濃町の名産であるトウモロコシや蕎麦はもちろん、地元の小さなカフェで食べるホットサンドやスープなど、寒い季節に嬉しい温かいメニューがたくさんあります。リゾートバイト中にお気に入りのお店ができ、その味が帰る頃には恋しくなる、そんな話もよく聞きます。

生活環境も非常に整っています。寮費は無料で、個室の場合もあり、繁忙期のみ相部屋になることがありますが、いずれにせよ暖かく快適に過ごせます。三食付きのため、食事に困ることはありませんし、雪の多い地域でこの待遇は大きな魅力です。Wi-Fi完備で、動画鑑賞や家族との連絡も快適にでき、仕事から戻ったあともリラックスした時間を過ごせます。

チケット販売とレンタルの仕事は、ゲレンデの裏側と表側の両方に関わる珍しい職種です。
チケットカウンターでは、“これから一日が始まるお客様”と向き合い、
レンタルでは、“滑る準備を整えワクワクしているお客様”と向き合う。
その両方に関われることで、お客様の期待の高まりを間近で感じられます。
「ありがとう、助かったよ」「また明日も来るね」と声をかけられたときの喜びは、リゾートバイトならではの一体感と達成感を与えてくれます。

また、ゲレンデの雰囲気は日によって大きく変わります。
雪が降る日は白一色の神秘的な景色、晴れた日は山々がくっきりと浮かび上がる絶景、風のある日は自然の力を感じる日。日々の天候と共に仕事のリズムも変わり、単調にならないのもこの仕事の魅力です。そして、その変化をいちばん近くで感じながら働けるのは、冬の山の仕事ならではです！